まだ歯が生えそろっていない3歳頃までは、食べづらい食材を苦手になってしまうことも…。口に入れやすく、スムーズに飲み込める「食べやすさ」が、「おいしさ」につながっていきます。調理のひと工夫で苦手を防ぐ、そんなコツをご紹介します。

食べやすさが、「おいしさ」につながります。

葉物野菜

ペラペラした葉物野菜など薄いものは、奥歯が生えそろっていないうちはすりつぶせず、うまくかめません。まずは、細かくきざんで。筋が硬いとかみきれないので、おとな用の倍以上の時間をかけてやわらかくゆでてたり、繊維が多いほうれん草などは縦横に細かく切り、茎は筋を短く断つようにしましょう。

根菜

少しでもかたさが残るとかみつぶせません。15~20分をめやすにやわらかくゆでて。ごぼうなど繊維の多いものは、ささがきにしてきざんであげましょう。手づかみ食べをさせるなら、前歯でかじり取れる輪切りや棒状に。調理には角切りにしても。

肉の繊維はほぐれにくく、上手にかめないので、最初はひき肉がおすすめ。丸めてスープなどに入れると食べやすくなります。慣れたらフライパンで焼いても。薄切り肉は片栗粉をまぶしたり、巻くなどして厚みを出すとかみやすくなります。

基本はひと口大にカット。片栗粉をまぶしてからゆでると、とろみが付いて食べやすくなります。飲み込みづらそうなときは身をほぐしたり、汁物に入れても。

いも類、パン

幼児は唾液の分泌が少ないため、いも類などパサつく食材には水けを足して。煮物なら、煮汁を残したままあげても。
パンにはうらごし野菜などペースト状のものや、プレーンヨーグルトを塗ってしっとりさせて。