5、6カ月頃

インフルエンザの予防接種、受けなくてはだめ?

6カ月の男の子です。インフルエンザの予防接種は受けなければならないでしょうか?

お話: 小児科医 田村 幸子(たむら ゆきこ)

有効性や副反応について理解したうえで判断を。

インフルエンザワクチンは任意接種ですが、一般的には6カ月以降から受けられます。インフルエンザによる重大な合併症を防ぐためにはインフルエンザにかからないようにすることですが、1歳未満ではワクチンの効果にはっきりしたデータがありません。
かかりつけ医の意見を聞き、最終的にはご家庭で判断しましょう。

【予防接種の有効性と副反応】
ワクチンの有効率は1~6歳で約30%と言われ、発症を完全に防げるというわけではありません。また注射をした部分の腫れや痒み、発熱、などの副反応がでる場合もあります。

【インフルエンザの合併症】
インフルエンザにかかった場合、インフルエンザ脳症や心筋炎などの合併症が起こる場合があります。発症1日の間で急激に進行するため重症化しやすく、後遺症が残ったり命に危険がおよぶことがあります。

まずはおとなが飛沫感染、接触感染の対策をしましょう。

乳幼児がいる家庭での予防は、まず、パパやママが家の中にウイルスを持ちこまないことが大切です。インフルエンザは飛沫(咳やくしゃみ)や接触によって感染するので、外出後の手洗い、うがいをしっかりと。流行期には子連れでの人混みへの外出は避けましょう。
インフルエンザウイルスは乾燥した環境で増殖しやすいので、室内は加湿器などで湿度50~60%に保つようにし、換気にも気をつけましょう。

※記事の情報は2017年10月現在のものです。