1歳半~2歳

夜なかなか寝つかず、ぐずります。

2歳2カ月の男の子です。お昼寝をしっかりしているからか、夜なかなか寝つかず、睡眠時間のリズムがなかなかつくれません。

お話: 医学博士 田村 幸子(たむら ゆきこ)

寝る時間、起きる時間を決めてリズムづくりを。

赤ちゃんの睡眠パターンは、成長にしたがって変化していきます。2〜3カ月頃から起きている時間が少しずつ増え、6〜7カ月頃から夜まとめて寝る子どもが増えてきます。1歳半ぐらいまでは午前と午後に1回ずつ昼寝をすることが多く、それ以降は午後に1回というのが一般的なパターンのようです。でも、睡眠のパターンや時間は個人差が大きいもの。「一般的」なパターンから外れていても、心配することはありません。徐々に毎日の睡眠リズムを一定にするようにしていきましょう。できれば朝は7時までに起こし、夜は9時頃までには部屋を薄暗くして落ち着かせるなど、静かに寝られる環境をつくるようにしましょう。

お昼寝は午後4時までには起こすように。

お昼寝の時間が遅すぎたり、長すぎたりすると、当然、夜は眠くなりません。昼寝はだいたい2時間くらいにしたいですね。夕方まで寝ていると夜の睡眠に響くので、ぐっすり寝ているようでも、午後4時までには起こすようにしましょう。
寝つきの悪い子どものお母さんから、標準的な睡眠時間を聞かれることがあります。でも「答えはありません」というのが、本当のところ。たっぷり寝ないと機嫌の悪い子どももいれば、睡眠時間が少なくても平気な子どももいます。起きているときの機嫌がよく、食欲もまずまずなら、睡眠不足を心配する必要はありません。睡眠のパターンは、環境よりも一人ひとりの生まれ持った性質と考えて、気長に見守ってあげましょう。

※記事の情報は2016年9月現在のものです。