1歳半~2歳

好き嫌いがはげしくて、とくに野菜はまったくといっていいほど食べません。

2歳7カ月の男の子です。好き嫌いが多く、つい、子どもが食べたがるものばかり出してしまいます。嫌いなものも、無理にでも食べさせたほうがよいのでしょうか。

お話: 管理栄養士 坂 弘子(さか ひろこ)

食材の切り方や調理方法、味付けなどに変化をつけてみて。

おとなから見て「嫌い」なのかなと思っても、かみ切れなかったり、味や香りに慣れていないことが、食べない原因の場合もあります。まずは、食材の切り方や調理法などに変化をつけてみてください。たとえば、繊維質でクセがある葉物野菜なら、粗みじんにして繊維を断ち、しらすなどでうまみを加えると食べやすくなりますし、根菜なら、電子レンジで先に加熱しておくと、子どもがかみ切れるやわらかさまでラクに調理できます。何度かチャレンジしてもうまくいかないときは一度お休みして、同じ栄養価のあるほかの食材に変えてみましょう。忘れたころに再チャレンジしてみてください。

嫌いなものも少しでいいので、繰り返し食卓へ。

子どもは今まで見たことがない食べものには警戒心が強くなり、慎重になってしまうもの。でも、いっしょに食べているおとなが「おいしいね」と食べていれば、そのうち子どもも「食べてみようかな」という気持ちになるかもしれません。「好き嫌いがあってあたり前」とおおらかな気持ちで見守りながら、少しでいいので食卓へ出し続けてみてください。幼児期は味覚を育む大切な時期。嫌いと決めつけず、子どもが自分から食べようとするまで待つことが大切です。

※記事の情報は2016年6月現在のものです。