12~18カ月頃

読み聞かせのとき、どれぐらい感情を込めたらいいの?

1歳3カ月の女の子です。絵本が大好きで、せがまれてよく読んであげるのですが、どれくらい感情を込めて読むといいのでしょうか?

お話: 絵本・児童文学作家 正岡 慧子(まさおか けいこ)

会話の部分を意識して読むといいでしょう。

ごく普通に読めばいいと思いますが、絵本によっては少し“主人公になったつもり”くらいの感情を込めたほうがいいものもあります。その場合、会話の部分を少し意識して読むといいでしょう。文章を読んでみて、大きな声で読むか小さな声で読むか、ゆっくり読むか速く読むか、そういったことが内容に関係する場合は、声の調子に変化をつけるとグッと雰囲気がでます。

擬音語や擬態語ははっきりと。

リズムのある言葉や繰り返しの表現、擬音語や擬態語などは、歯切れよくはっきり読んであげてください。また「ぴょんぴょん」と言っても跳ぶ速さによって表現が違いますし、「ころころころ」にも転がり方の違いがあるわけです。絵に合った状況を声の大きさや速度で表現してあげると子どもは大喜びしますよ。何事も感性や感覚のままに受け入れられる子ども時代に、たくさんの本を読んであげることはとても大切なことです。読み方にあまりこだわらず、読み手自身が楽しく自由に読むのが一番です。

※記事の情報は2017年3月現在のものです。