7、8カ月頃

赤ちゃんのおやつはいつから必要?

8カ月の女の子です。赤ちゃん用おやつのパッケージには「7、8カ月頃から」とありますが、どんなタイミングで与えていったらよいでしょうか? 離乳食を食べたり食べなかったり、ムラがありますが、おやつは必要なのでしょうか。

お話: 管理栄養士 坂 弘子(さか ひろこ)

1歳前のおやつは、あくまでも「お楽しみ」です。

おやつが毎日規則正しく必要になるのは、離乳が完了した頃(必要な栄養やエネルギーの大部分を授乳以外でとれるようになる)から。食事ではとりきれない分の必要なエネルギーや栄養素を補うためで、1歳~1歳半頃がめやすです。 それ以前の赤ちゃんの「おやつ」は 食べることの楽しさを知るための「お楽しみ」です。家族のみなさんもリラックスして楽しく、でも量は少しだけに。
8カ月で離乳食の食べ具合にムラがあっても、よく食べる日があるのなら、上手に飲み込めるようになっていると考えられます。お楽しみとして少しだけなら、あげても、まだあげなくてもどちらでもよいと思いますよ。

食べる練習として活用してもよいでしょう。

赤ちゃん用のせんべいやボーロは、赤ちゃんが自分の手で持つ、指先でつまむ、口の中でなめて溶かす、前歯でかじりとって奥の歯茎でつぶすなど「上手に食べる練習」に活用することができます。
ただ、赤ちゃんに「お楽しみのおやつ」を与えないと食べる楽しさを知ってもらえないわけではないし、手で持ったりつまんだり、上手に口を動かしてなめたりかんだりする練習ができないわけではありません。離乳食を与えるなかでも、充分できます。

もし与える場合は、離乳食や授乳に響かないように気をつけます。与える時期は、離乳食に慣れてきて2回食になる7カ月頃からです。与えるのは「ときどき」で、量は赤ちゃんせんべいやビスケットなら1~2枚、ボーロなら10粒程度で充分です。

3回食に慣れたら「補食」に近づける準備へ。

離乳食が進んで3回食のリズムが定着し、授乳量が減ってきたら、だんだん「補食としてのおやつ」に近づけて、時間や量を決めて毎日与えるようにしていくとよいでしょう。
離乳食完了後の「補食としてのおやつ」を与える場合も、1日に1~2回、時間を決めて食事に影響しないように、量も調整します。

たとえば1歳から2歳頃で、1日2回(午前中に1回、午後に1回)あげるのでしたら「午前中はみかん1個(約40kcal)・午後はふかしいも1/3本(約80kcal)とヨーグルト大さじ3(約30kcal)」程度です。水分補給の機会にもなるので、麦茶などを添えましょう。

※記事の情報は2017年12月現在のものです。