1歳半~2歳

野菜嫌いです。果物なら食べますが、代わりになりますか?

1歳4カ月の女の子です。毎食後、デザートに出す季節の果物やバナナなどが大好き。反対に、おかずの青菜など野菜はほとんど食べなくて困っています。果物はビタミンなどがとれそうだし、問題ないでしょうか。

お話: 管理栄養士 坂 弘子(さか ひろこ)

果物は糖質が多めです。満腹感が出過ぎたり、肥満につながることも。

大好きな果物を食後のデザートに出すようにしているのは、よい習慣ですね。果物も野菜もビタミンや食物繊維を多く含んでいますが、果物は野菜よりも糖質が多めです。おなかがいっぱいになりやすいので、本来必要なごはんやパン、麺などの主食、肉・魚・卵・大豆製品などの良質たんぱく質源が食べられなくなることも。エネルギーの摂りすぎから、肥満につながる心配もあります。

めやす量はありますが、体調や体重の増加に合わせてあげて。

1歳4カ月頃だと、1日の果物の量のめやすは50~100g。デザートで日に3回食べるのなら、1食で20~40g程度となります。とくにバナナは、果物の中では水分が少なくエネルギーが多いので、1日1本までと決めておくとよいでしょう。

ただ、しっかり食事を食べていて、成長曲線を見て体重増加が多すぎず、下痢や嘔吐がなければ、あまり厳密にしなくて大丈夫。食欲に合わせてあげてください。おとなの1日の果物の量が200gなので、多くても1日に200gは超えないようにするのがおすすめです。

野菜を食べなくても、果物を多めにする必要はありません。

野菜を食べなかったからといって、特に果物を増やす必要はありません。味覚も、からだや心の発達に伴って成長していき、今は食べない野菜もだんだんに食べられるようになるものです。野菜も少しずつ好きになってもらえるように、あきらめずに気長に出し続けてみて。慣れておいしいと感じられるようになるのを待ちましょう。

食事のときは、穀類と良質たんぱく質源、野菜のそろった献立にして、子どもが食べられる分量を食べさせましょう。野菜は、チャーハンや炊き込みごはん、ハンバーグ、カレーやシチュー、豚汁など、食べやすい料理でかまいません。少しでも食べられたら、たくさんほめてあげましょう。

※記事の情報は2018年8月現在のものです。