3歳~5歳

3歳近くになりますが、まだ指しゃぶりをします

2歳11カ月の女の子です。まだ指しゃぶりのくせが抜けません。愛情不足なのかと不安です。

お話: 小児科医 田村 幸子(たむら ゆきこ)

指しゃぶりは、気持ちを落ち着かせる方法のひとつです。

愛情不足を心配する方もいますが、指しゃぶりをするのは手持ち無沙汰のときが多く、単に落ち着くからということがほとんどです。多くの子どもは決まったタオルやぬいぐるみを離さなかったり、ママのおっぱいをさわるなど落ち着く方法を見つけますが、指しゃぶりもそのひとつ。不安な気持ちがあるときだけでなく、なんとなく安心したいときの行為のひとつとしてよく見られる行動です。ふだん元気で楽しそうなら愛情不足を心配することはありません。
私自身も指しゃぶりの時期が長かったのですが、こっそり指しゃぶりをしていたときは幸せな気持ちだったように覚えています。

続くようなら気を紛らわせてみましょう。

しかし、指しゃぶりを続けていると、歯やあごが開いてしまう開咬(かいこう)状態になりやすくなります。3歳をすぎて頻繁に続くなら、折り紙など手を使うあそびに誘ったり、寝つくときの指しゃぶりには、その指を握ってあげたりして気を紛らわせて。叱らずに「素敵なお姉さんは指しゃぶりしないね」などと伝えましょう。
無理にやめさせようとすると、夜泣きやチックがはじまったり、ほかの好ましくない行動に移行することもありますので、長い目で見守ってあげましょう。

※記事の情報は2017年12月現在のものです。