成長とともに、誤飲、転倒、転落、やけどなど家庭内での事故が増えてきます。子どもを守るためには成長の一歩先を見て対策をたてることが大切です。先輩ママたちがヒヤッとした体験談とともに、子育てアドバイザー・田中先生のワンポイントアドバイスを紹介します!

新生児~6カ月頃

新生児~6カ月頃

夜泣きのため薄暗いなか、抱いてあやしていたら、棚の角に赤ちゃんの頭をぶつけた。大したケガはなかったが、大反省&大後悔。(うっかりママさん/1カ月)

2カ月の頃にハイローチェアに寝かせていたとき、いっしょにいたパパも寝てしまい、ベルトをしていなかったためにずり落ちてしまった。(花さん/4カ月)

携帯電話の充電器をコンセントにさしたままにしていたら、さし込み口のあたりを持って舐めていた。万が一感電したらとヒヤッとした。(ゆんたさん/5カ月)

抱っこひもを取りに行く間、ソファの上に息子を寝かせていたら、頭から落ちて大泣きでした。(すけすけさん/6カ月)

田中先生のワンポイントアドバイス

新生児の頃はまだ寝がえりも自分ではできないので、やわらかいまくらや敷き布団は窒息の危険があります。1カ月を過ぎるとベッドなどから落ちる事故が増えるので、ソファなどに寝かせたままにしないようにしましょう。なんでも口に入れるので、赤ちゃんの周りには物を置かないようにして。ずりばい、たっちなど、昨日までできなかったことが急にできてしまうので、2、3カ月先の成長を想像して対策をたてましょう。

7カ月~12カ月頃

7カ月~12カ月頃

テレビ台の上のクロスを引っ張って、クロスの上の鉢植えが倒れそうになったり、テレビ台の引き出しをひいて、自分の手を挟みそうになっていた。(めいさん/7カ月)

新しく買った椅子の裏にラベルがはってあるのにおとなは気づかず、子どもがはがして口に入れてしまった。(カンガ&ルーさん/7カ月)

畳んでいた布団によじ登り顔から落下。上唇小帯を切断し出血…。5分ほどで出血は止まりましたが、大量の出血に慌てました。(とこなつさん/8カ月)

床やカーペットに落ちている小さな小物やゴミを見つけるとすぐ口へと運ぼうとします。この間は飲み込むには大きいドッグフードを口に入れていて、窒息したらとヒヤッとしました。(みろりさん/9カ月)

ローソファだからと油断をしていたら、突然ソファの上で立ちあがり、バランスを崩して落ちた。(ゆづママさん/9カ月)

いつの間にかキッチンシンクに手が届くようになっていて、包丁をつかみそうになっていた。(ななままさん/11カ月)

田中先生のワンポイントアドバイス

ハイハイやたっちが始まると行動範囲がぐんと広がるので、キッチン、お風呂場にひとりで行かないよう対策を。誤飲や窒息が最も増える時期なので、床には小物を置かないようにしましょう。たっちすればテーブルの上の鍋やカップにも手が届くようになるので、熱いものは触れないところに置いて。引き出しや扉にはいたずら防止にストッパーなどを。

1歳以降

1歳以降

つまずいて転んだ先に階段があって、おでこを強打。おでこの一部がへこんでしまいました。幸いすぐ元通りになりましたが、びっくりしました。(そそたんさん/1歳4カ月)

娘が、1階のベランダで洗濯物を干していた私の後追いをして、網戸に寄りかかり30cm以上ある段差から網戸ごと転落。網の部分がクッションになってケガはありませんでしたがヒヤッとしました!(tomooママさん/1歳4カ月)

ファンヒーターの温風が出て、熱くなっているところに手を入れました。幸い、スイッチをつけたばかりで、そこまで熱くなかったのでやけどはしませんでしたが、大泣きでした。(ころぴーさん/1歳5カ月)

1歳3カ月のとき、「おとなしくあそんでいる」と思ったら、新しい靴に入っていたシリカゲルを1袋食べていました。休日で病院もやってないので慌てて119番。幸い大事には至らず‥でした。ハイハイやずりばいのうちに部屋の整理整頓をきちんとしておけば良かった(涙)。(つばこさん/1歳8カ月)

子どもがドアの蝶番側に手を置いているのを知らずに閉めてしまい、指や手を挟みかけたことが何度もあります。泣き声で気づきましたが、泣かなかったら手遅れで病院に行くケガになっていたと思います。(チーママさん/1歳9カ月)

風邪で液体の飲み薬を処方されたとき、自分でふたをあけ、ボトルからゴクゴク飲もうとしていた。(ひなさん/ 1歳10カ月)

田中先生のワンポイントアドバイス

活発になり、ベランダや窓などでの転落事故が増えます。窓際には家具などの踏み台になるものを置かないようにしましょう。ストーブやアイロンでのやけど事故も増えるので、子どもが触れないところに置きましょう。医薬品、ピーナッツ、洗剤、小銭、たばこなど、誤飲・窒息の危険があるものは、子どもの手が届かない場所に保管してください。

2歳以降

2歳以降

子どもが2歳になった頃のこと。浴槽の外で髪を洗うのに少しの間目をつむって、再度目を開けたら湯船で子どもが溺れていた。ほんの2、3秒のことだと思いますが、しばらくは思い出してもドキドキするほどでした。(あおんちゃんさん/2歳9カ月)

掃除していたとき、「ずいぶん静かだな」と思い、見に行くと、1人でベランダに出て電車を見ていてびっくりした。その後、絶対1人で出てはいけないと約束した。(しゅんままさん/2歳9カ月)

最近、料理をしていると手伝いたがる息子。3歳になったので少しは大丈夫かと台所に入れましたが、熱いフライパンを触ってしまいヤケド。縁は熱くないと思っていたようです。気をつけなくてはと思いました。(ジャイアントだだんだんさん/3歳)

テレビ台に足をかけて上に登ろうとして、テレビ台ごと倒れそうになって危なかった。(むぎとろさん/3歳)

階段からジャンプして足を踏みはずし、足を打撲しました。頭を打たなくてよかった…。(ひとみさん/5歳)

田中先生のワンポイントアドバイス

階段の上り下りができるようになるので転落に注意を。親も気がゆるみやすくなる時期ですが、まだまだ誤飲事故も気をつけて。行動力も出て、ベランダ、玄関から突然外などへ出てしまうこともあるので施錠をしっかりと。溺れの危険があるので、お風呂は残し湯をしないようにしましょう。

子どもは、昨日までできなかったことが突然できるようになり、好奇心もどんどん旺盛になります。おとなには思いもよらない行動から事故が起きることも多いので、先輩ママたちの体験談をぜひ安全対策に役立ててください。

今回の記事で挙げているママの声は、パルシステム「yumyum club」でのアンケートで寄せられた組合員のみなさんの声を元にしています。

記事の情報は2017年9月現在のものです。