子どもの紫外線対策に日焼け止めを塗っていますか? 赤ちゃんや子どもの肌はデリケートですから、日焼け止めを塗るのに抵抗があったり、どんなものを選んだらいいか悩んでいる人も多いよう。組合員のスキンケアアンケートの結果をもとに、小児科医・竹内邦子先生に素朴なギモンについて答えていただきました。

日焼け止めアンケート結果発表!

子育て123【どうしてる?「子どものスキンケア(乾燥・紫外線)」工夫・悩みアンケート】より(2018年3月実施)
日焼け止めアンケート結果発表!

夏場、日差しが気になるときに塗っています。

塗らないで出かけたら、あっという間に真っ黒になってしまったから。日差しがきつい日は塗ります。(ぶどう飴さん・1歳6カ月)

一度、日焼けをして痛がっていたときがあったため、夏場は顔だけは外あそび前に塗っています。(りつこさん・2歳4カ月)

色が白くて肌が弱いのと、将来のシミ・シワ予防のために。出かける前に出ているところ全部(顔・手・足)に塗ります。(ウルトラマンコスモスさん・4歳5カ月)

季節を問わず日差しが気になるときに塗っています。

生後間もなくて不安なので、日差しが気になるときは、露出する部分に塗って出かけます。(りんたんさん・2カ月)

1年通して外出するときには塗っています。

肌が弱いので、紫外線の影響をダイレクトに受けないように。(Y.Mさん・4カ月)

塗っていません。

一度日焼け止めを塗ったときに赤みが出たため、それ以来、帽子で日よけしています。(ナカジさん・3歳)

赤ちゃんの紫外線対策をどうしたらいいか、まだわからないので。(meguppeさん・6カ月)

子どもが塗るのも、顔を洗うのもいやがるため。(カーさん・2歳3カ月)

回答は組合員の個人の意見です。

日焼け対策の素朴なギモンに竹内先生が答えます!

日焼け対策の素朴なギモン!組合員の質問に小児科医竹内先生がこたえます。
日焼け止めは季節問わず塗ったほうがいい?
紫外線はくもりの日でも地上に降り注いでいますが、冬場に日焼け止めを塗るのは抵抗がありますね。冬場は、日差しが強いときだけでも大丈夫です。ただし、初夏~夏はくもっていても外出時は露出する部分に日焼け止めを塗ったほうがいいでしょう。皮膚がとくにデリケートな子どもの場合は、デリケート肌用の日焼け止めを使用するようにし、さらに、
  1. つばの広い帽子をかぶる
  2. 日蔭であそぶ
  3. 紫外線が比較的少ない午前中にあそぶ
  4. ベビーカーでの移動には日よけのあるものを使う
などの工夫をしましょう。
うちの子どもは肌が弱くないので、日焼け止めは必要ないのでは?
強い紫外線は細胞の遺伝子DNAを傷付ける可能性が指摘されています。その結果、皮膚を老化させてシミなどができやすくなったり、皮膚がんの要因になると言われています。また、免疫力が低下し病気になりやすく、回復しにくくなる、白内障や目の病気を起こしやすくなるなど、体にも影響がおよぶ可能性があるため、紫外線対策が必要なのです。
自分が子どものときより紫外線を気にしすぎに感じます。
そうですね、実は私たちが子どものときより紫外線量が増えているからです。ここ数十年オゾン層を保護する取り組みが行われてきて、その成果が少しずつ見られていますが、以前の状態に戻るには今後数十年かかると言われています。現代では親が子どもだった頃よりも紫外線がさらに強くなっていることを忘れないでください。ただし、日光はビタミンDの生成などからだにいい作用もたくさんありますから、1年中塗るなど、過度にならないようにすることも大切です。
日焼け止め、どんな基準で選べばいいかわかりません。
公園あそびなど日常生活で使用する範囲なら、紫外線の防御効果を示す「SPF値」が高いものより、肌に合ったものを選びましょう。小さい子どもはおとなにくらべて肌が敏感なので、低刺激性のものから選び、腕の内側などに少量塗って、赤くなったり発疹が出ないかを確認してから塗りましょう。肌の弱い子どもには、かぶれの原因になることもある紫外線吸収剤が入っていないものを選ぶようにしてみて。日焼け止めは帰宅したら石けんでよく洗い流すことも大切です。
日焼けしてしまったら?
日焼けは熱によって肌が炎症を起こした「やけど」と同じ状態です。赤くなった箇所を冷たいタオルなどでよく冷やしてあげましょう。このとき、熱冷却シートやアロエ、馬油などはかぶれることもあるので厳禁です。炎症がひどいときや、水ぶくれになるほどの日焼けは皮膚科または小児科を受診しましょう。

塗るのをいやがるときの工夫ベスト3

塗るのをいやがるときの工夫ベスト3

べちゃべちゃになるけど自分で塗らせたり、「大好き」と、ほっぺ同士をくっつけて塗ったりします。(あまくささん・3歳7カ月)

おままごとでぬいぐるみに塗る真似を日常的にしていたら、いやがらなくなりましたよ。(あずママ15さん・2歳5カ月)

歌を歌って、気をまぎらわせて塗っています!(oyさん・1歳)

紫外線の影響はやはり気になるので、日焼け止めや帽子、あそぶ時間の工夫などでしっかり対策をしたいですね。最近は、赤ちゃんから使える日焼け止めも増えてきましたから、おとながしっかり成分を見極めて選びましょう。

今回の記事で挙げているママの声は、パルシステム「yumyum club」でのアンケートで寄せられた組合員のみなさんの声を元にしています。

記事の情報は2018年4月現在のものです。