汁物やふりかけで食べても大丈夫です。
味の付いていないごはんをおかずの味で食べるのは、日本独特の食べ方ですね。おかずのたんぱく質や脂質の過剰な摂取を防ぐ、理にかなった食べ方です。ですが、幼児期まではなかなかそうは食べられません。それまでは汁物に混ぜたり、ふりかけをかけたりして、食べさせても大丈夫です。おとながお手本を示しながら、少しずつごはんもおかずも順番に食べられるようにしてあげましょう。
12~18カ月頃
1歳3カ月の女の子です。娘はごはんよりパンや麺が好きです。ごはんは汁物などと混ぜたり、ふりかけをかけたりしないと食べません。無理にごはんにこだわることもないのでしょうか…。
お話: 管理栄養士 坂 弘子(さか ひろこ)
味の付いていないごはんをおかずの味で食べるのは、日本独特の食べ方ですね。おかずのたんぱく質や脂質の過剰な摂取を防ぐ、理にかなった食べ方です。ですが、幼児期まではなかなかそうは食べられません。それまでは汁物に混ぜたり、ふりかけをかけたりして、食べさせても大丈夫です。おとながお手本を示しながら、少しずつごはんもおかずも順番に食べられるようにしてあげましょう。
ごはんと違ってパンや麺には味が付いているので、好きな赤ちゃんは多いですが、反対に、白いごはんが好きという赤ちゃんもいます。好みの問題なので、ごはんを食べないと絶対にダメということはありません。ただ、食べないからといって、赤ちゃんだけいつも別のメニューを用意するのは避けたいですね。ときどきはみんなで麺を食べるなど、お母さんやお父さん、赤ちゃんが同じものをいっしょの食卓で食べるようにしましょう。
※記事の情報は2020年1月現在のものです。