かかってしまったらこまめな水分補給で脱水を防ぎましょう。
夏に保育園で流行りやすい感染症についてお話します。簡単にそれぞれの症状を説明しますね。
「ヘルパンギーナ」…高熱が数日続くことがあり、のどの痛みが強い。
「手足口病」…名前のとおり、手・足に発疹、口に口内炎ができる。
「咽頭結膜熱」…高熱が続いたり、のどの痛みや結膜炎の症状も。
これらの感染症に共通するのは、
・流行しやすく、診断はされやすいこと
・治療薬はないこと(病原ウイルスに対しての薬はない)
ということです。基本的には自然に治る病気ですが、かかってしまった場合は、高熱や口の痛みで食事が充分にとれないことがあるので、口あたりがよいものをこまめにとり、脱水を防ぐようにしてあげましょう。いつもよりおしっこの回数が少なくなることが、脱水のひとつの目安になります(出にくいときのおしっこは濃い色になっているはずです)。