たくさん体を動かし、空腹で食事の時間を迎えられるように。
ごはんを食べないからといって、その代わりにパンやバナナを出す必要はありません。次の食事やおやつの時間までは、水分で乗りきるようにしましょう。そして、空腹で食事の時間を迎えられるようにしてください。
あまりおなかがすいていないと、好きなものは食べても、そうでないものはすすまないものです。おとなでもそうですね。生活リズムを整え、たくさん体を動かしたり、外に出て刺激を受けたりして、ごはんをおいしく食べられるようにしましょう。
12~18カ月頃
1歳5カ月の女の子です。白いごはんとおかずといった食事があまり好きではないようで、ごはんを食べずにパンやバナナを食べたがります。何とかごはんを食べさせたいのですが、どうすればよいでしょうか?
お話: 管理栄養士 坂 弘子(さか ひろこ)
ごはんを食べないからといって、その代わりにパンやバナナを出す必要はありません。次の食事やおやつの時間までは、水分で乗りきるようにしましょう。そして、空腹で食事の時間を迎えられるようにしてください。
あまりおなかがすいていないと、好きなものは食べても、そうでないものはすすまないものです。おとなでもそうですね。生活リズムを整え、たくさん体を動かしたり、外に出て刺激を受けたりして、ごはんをおいしく食べられるようにしましょう。
パンを出すなら、食事の主食をパンにするか、おやつに出しましょう。1食の主食の量は、食パンなら6枚切り~8枚切り1枚、ロールパンなら1~1個半です。おやつにパンだけを出す場合なら、同じ量を1日に1~2回に分けて食べさせます。
バナナは果物として、バナナだけを食べるのなら、1日1本が目安です。食事のときのデザートなら1/2本までが適量です。
1歳5カ月頃といえば、まだ、奥歯が生え始めたばかりでしょうか。白いごはんとおかずを、飲み込めるくらいやわらかくなるまで噛むのが、少し大変なのかもしれません。たとえばおかずを小さくしたり、水分でしっとりさせたり、ごはんとおかずを混ぜたりするのはどうでしょうか。ごはんは小さいおにぎりにしてもよいでしょう。食べられたら、「おいしいね」「食べられてよかったね」と声をかけてあげてくださいね。
※記事の情報は2023年2月現在のものです。