本当に鉄不足になっているか、まずは医師に相談してみて。
鉄は、人間のからだを維持するために欠かせないミネラルのひとつ。体内では合成できないため、食べ物からとる必要がある栄養素です。主に赤血球中の「ヘモグロビン」の成分となる栄養素で、肺から酸素を取り込み、全身に酸素を届ける役割を果たしてくれます。ヘモグロビンが不足すると、全身に酸素がうまく行きわたらず、疲れやすくなったり、息切れや頭痛など「鉄欠乏性貧血」の症状が出ます。
ただ、こういった明確な症状が出ない場合もあるので、貧血状態かどうかは、血液検査をしないと正確にはわかりません。もし心配でしたら、健康診断やほかの病気で医師の診察を受けたときに、検査をしたほうがよいか相談してみるとよいでしょう。