目標を小刻みにして、自信を積み重ねていきましょう。
「ほかの子はみんなできている」と焦ると思いますが、目標を「一人でトイレに行ける」よりもう少し低くして、達成感が持てるように導いてあげてください。
たとえば「あそんでいる途中にトイレに行くと言えた」「下着がぬれて気持ち悪いとわかった」「パンツを選べた」「パンツを自分で脱げた」など小刻みに目標をすえて、できたらほめる。これを繰り返していきます。
何でも自分で決めたい「いやいや期」なら、トイレに行くタイミングやごほうびなどを子ども自身に選んで決めてもらいます。自分で決めたことができたら「すごい」「できたね」とほめてあげてください。
また、日中と夜とは別と考えてください。日中におむつが外れていないのに無理に外す必要はありません。
3歳頃のトレーニングで大切なのは、自律性とやる気を育てることです。小さな自信の積み重ねが、自己肯定感を育ててくれます。