9~11カ月頃

離乳食作りがおっくうになってきました。

9カ月です。離乳食を作るのがおっくうになってきてしまいました。なんだか一日中、食事を作っているような気がします。用意しても食べ散らかしたり、食べなかったりで、作るのがめんどうになってしまいました…。

お話: 管理栄養士 坂 弘子(さか ひろこ)

そろそろ、おとなの食事の時間に合わせても。

おとなの食事に、赤ちゃんの食事にと、一日中大忙しですね。3回食になったら夜遅くなりすぎなければ、離乳食の時間をおとなの食事の時間に合わせていっしょに食卓を囲むようにし、台所に立つ回数を減らしてはどうでしょう。
また、ベビーフードやパン、ヨーグルト、果物、豆腐、トマトのような簡単な食材を使うなど、少し手抜きしてもいいと思います。赤ちゃんが食べられる食材を使って大人の食事を作り、味付け前に取り分けたり、倍以上に味を薄めたりして、やわらかくして食べさせるのもおすすめです。

おとなといっしょに食べると、食べているようすを見て食事に興味を持つようになったり、おとなの食事のいい匂いや、今まで見たことがない食材やお料理を見たり感じたりすることで食べる意欲がわいたり、おとなのまねをして自分で食べようとすることも多いようです。

食材をまとめて調理し冷凍しておくと便利です。

食材ごとに、まとめて調理して冷凍しておくと便利です。たとえば、おとなの食事で使うときにいっしょにほうれん草やかぼちゃをゆでたり、ひき肉や魚をそぼろにするなどしておくと、離乳食を用意するときに、混ぜてちょっと手を加えるだけでよいので手早く作れます。

※記事の情報は2025年9月現在のものです。