基本は「食べたいだけ」で大丈夫。
食べられる量は、赤ちゃんによって違います。主食+おかずの組み合わせで、おかずに「たんぱく源」と「野菜類」(いも類、果物類、海藻類なども)が含まれている献立でしたら、赤ちゃんが食べたいだけ食べさせて大丈夫です。
1食の全体のめやす量は、6カ月頃は大さじ3~4(50~60g)、7、8カ月頃は大さじ6~8(90~120g)、9~11カ月頃は大さじ9~10(130~150g)で、6割程度が主食です。食後は離乳食の進み具合に応じて、母乳やミルクを飲ませましょう。
9~11カ月頃
9カ月の男の子です。一品一品の作る目安の量はよく本などにも載っているのですが、離乳食1回でどれくらいあげたらよいのかがわかりません。
お話: 管理栄養士 坂 弘子(さか ひろこ)
食べられる量は、赤ちゃんによって違います。主食+おかずの組み合わせで、おかずに「たんぱく源」と「野菜類」(いも類、果物類、海藻類なども)が含まれている献立でしたら、赤ちゃんが食べたいだけ食べさせて大丈夫です。
1食の全体のめやす量は、6カ月頃は大さじ3~4(50~60g)、7、8カ月頃は大さじ6~8(90~120g)、9~11カ月頃は大さじ9~10(130~150g)で、6割程度が主食です。食後は離乳食の進み具合に応じて、母乳やミルクを飲ませましょう。
食欲があるのはよいことですが、噛まないで飲み込んでしまっていることもあります。次々に離乳食を口に入れてあげるのではなく、離乳食をのせたスプーンを赤ちゃんの下唇の上において、上唇がおりてきてしっかりととらえるのを待つようにしましょう。ひと口の量も9カ月頃なら、くぼみのある赤ちゃん用スプーンの前半分にこんもりのるくらい(小さじ1/2)が目安です。
満腹感を感じにくいのでは? と思ったら、用意した量を食べ終わったときに「おなかいっぱいになったね」と声をかけ、切り上げるようにしましょう。泣いていたら、赤ちゃんが好きな遊びをして、食べることから気をそらしてあげましょう。
※記事の情報は2020年6月現在のものです。