取り分けできるものはまだ少ないです。
外食のメニューはおとなが食べておいしい味に作ってあるので、取り分けには向かないことが多いです。取り分けできるものは、白がゆやうどん、パンや果物、みそ汁の豆腐などでしょう。赤ちゃんがふだん食べている食材や調理法のものを選んでください。ただし、熱いものには気をつけて。味の濃い部分は除いたり、お湯で薄めるなどしましょう。うどんなら、麺をお湯にひたしてやわらかくしてから、短くきざみましょう。離乳食メニューのあるお店を選ぶのも良い方法です。
9~11カ月頃
10カ月の乳児です。レストランなどで外食するとき、おとなのメニューから取り分けしてもいいでしょうか。それともまだ早いですか?
お話: 管理栄養士 坂 弘子(さか ひろこ)
外食のメニューはおとなが食べておいしい味に作ってあるので、取り分けには向かないことが多いです。取り分けできるものは、白がゆやうどん、パンや果物、みそ汁の豆腐などでしょう。赤ちゃんがふだん食べている食材や調理法のものを選んでください。ただし、熱いものには気をつけて。味の濃い部分は除いたり、お湯で薄めるなどしましょう。うどんなら、麺をお湯にひたしてやわらかくしてから、短くきざみましょう。離乳食メニューのあるお店を選ぶのも良い方法です。
初めて食べるものは、アレルギー反応を起こしたり、下痢になったりする可能性があるのでひかえてください。そう考えると、赤ちゃん用にベビーフードや離乳食を持参したほうが、お母さんも気がラクなのではないでしょうか。取り分けできるものが増えてくるのは、1歳過ぎ頃からかと思います。食べ物を持参する場合は、事前にレストランに持ち込みをしてよいか確認し、赤ちゃん用のカトラリーやエプロン、お手拭きなども準備しましょう。
※記事の情報は2024年8月現在のものです。