外食の汁物の1/3くらいの薄味と考えましょう。
赤ちゃんが機嫌よく食べているようなら、だし汁や食材そのものの味で十分です。あえて、塩やしょうゆ、みそなどの調味料を使わなくてもかまいません。味つけしないと食べなくなってきたら、少量の調味料を使ってみましょう。
10か月頃なら、塩分は0.5%以下が目安。1食あたり、塩なら少々(0.2g)、みそなら小さじ1/4、醤油なら小さじ1/4、ケチャップなら小さじ1のいずれかを使う程度と考えます。
9~11カ月頃
10カ月の男の子です。薄味の目安を教えてください。うちはもともと薄味なので、おとなの味付けより薄め、というのがよくわかりません。このままでよいのかどうか、何かわかりやすい目安はありますか?
お話: 管理栄養士 坂 弘子(さか ひろこ)
赤ちゃんが機嫌よく食べているようなら、だし汁や食材そのものの味で十分です。あえて、塩やしょうゆ、みそなどの調味料を使わなくてもかまいません。味つけしないと食べなくなってきたら、少量の調味料を使ってみましょう。
10か月頃なら、塩分は0.5%以下が目安。1食あたり、塩なら少々(0.2g)、みそなら小さじ1/4、醤油なら小さじ1/4、ケチャップなら小さじ1のいずれかを使う程度と考えます。
味の感覚としては、たとえば外食で出される汁物は、1.2%以上のものが多いので、それを1/3くらいに薄めた味と考えてよいでしょう。また、市販のベビーフードは食塩量を考えて作られており、塩分は0.5%以下になっていますので、手作りしたものと食べ比べてみてもよいでしょう。
たとえば自宅で作ったみそ汁を薄めて食べさせる場合は、大人用のみそ汁(だし汁2~3カップを使って具材を煮て、みそ大さじ1強(20g)で作ったもの)を大さじ2取り分け、だし汁(大さじ3)で薄めるとよいでしょう。この「子育て123」サイトでは、おとなの食事からの取分け方やレシピも紹介しています。
※記事の情報は2019年11月現在のものです。