1歳2カ月頃の早食いは、一過性のことが多いので見守って。
お子さんは、食べることに意欲的で順調に成長しておられますね。この時期は、前歯でかじりとり、奥の歯茎で飲み込みやすくなるまで噛む練習をする時期です。前歯が上下4本ずつそろう頃から、前歯でかじりとることはできますが、奥歯はまだ生えそろっておらず噛むことは不十分です。噛み切れずあきらめて丸のみしてしまい、早食いもみられます。噛んで食べる練習時期の一過性のことがほとんどなので、見守ってあげましょう。
12~18カ月頃

1歳2カ月です。うちの子はとても早食いです。ちゃんと噛んでいるのかよくわからないので心配になります。
お話: 管理栄養士 坂 弘子(さか ひろこ)
お子さんは、食べることに意欲的で順調に成長しておられますね。この時期は、前歯でかじりとり、奥の歯茎で飲み込みやすくなるまで噛む練習をする時期です。前歯が上下4本ずつそろう頃から、前歯でかじりとることはできますが、奥歯はまだ生えそろっておらず噛むことは不十分です。噛み切れずあきらめて丸のみしてしまい、早食いもみられます。噛んで食べる練習時期の一過性のことがほとんどなので、見守ってあげましょう。
おとなが食べさせるときは、「おいしいね。カミカミしようね」などと声をかけながら、ゆっくりと口に運んであげるといいでしょう。ひと口の量が多いと噛みにくいので、調節してください。くぼみのあるスプーンで食べものをすくい、お子さんの下唇にのせ、上唇が閉じるのを待って、スプーンを水平に引き抜きます。唇をしっかり閉じて、口の中に取り込むように食べさせます。スプーンで切れるくらいにやわらかく煮た人参などから、1cm角にしたもの、10円玉くらいに薄く切ったものなどを食べさせて、お口が動く様子を見てみましょう。
献立がおじやのような一品ものだと早食いになりがちなので、主食とおかずに分けて二皿以上にしたり、手づかみしやすいメニューを一品加えたりしてみるとよいでしょう。手づかみメニューは、スティック状(1cm角、長さ5cm)や5~6cm四方(食パントーストの4つ切り)などにして、前歯でかじりとらせることも噛む練習に適しています。前歯でかじりとると、ちょうどよいひと口の量がわかるようになり、かじりとった感覚が噛む動きにつながります。手づかみさせると、どんどん口に押し込むこともあるので、必ずそばでようすをみてあげて。最初のうちは、おとなが大きいかたまりを持って口に運んで、かじりとらせてあげてもいいでしょう。
※記事の情報は2026年4月現在のものです。