「食べる練習を増やす」と考え、3回食にすすめてみましょう。
離乳食は、母乳やミルクを吸うことから幼児食をかみつぶして飲みこみ、だんだん自分で口に運べるようになるための練習期間の食事です。赤ちゃんの食欲や成長・発達にはそれぞれ個性がありますが、食べる練習を続けることで、次第にしっかりと食べることができるようになります。9カ月を過ぎたら、少食でも2回食を食べているようなら、練習の機会を増やすと考えて、3回食にしていきましょう。
個人差があるので、用意する離乳食の量、食品の種類・サイズ・固さは、赤ちゃんが無理なく食べることができるものに調整しましょう。食欲に応じた量の離乳食を食べさせた後には、満足するまで母乳かミルクを飲ませてください。家族も赤ちゃんと一緒に食事を食べる機会を作り、おいしく、楽しく食べている様子をたくさん見せてあげましょう。
なお、赤ちゃんが離乳食を拒否して全く食べない、早産だった、体重増加に心配があるようでしたら、小児科医などに相談してから進めてください。

