薬は、処方された薬を指示されたとおりに飲ませましょう。飲む前に1日何回飲む薬かなどをよく確認して。万が一、飲ませるのを忘れてしまったときは、次に2回分飲ませたりしないで、気付いたときから再開しましょう。

薬を飲ませるとき、どうしたらいい?

シロップ

  • スプーンやスポイトで口の奥へ少しずつ流しこむ。
  • ほ乳びんの乳首に入れて吸わせる (1回分のミルクに混ぜるとミルク嫌いになることもあるため、シロップは少量のミルクに溶かして)。

粉末

  • 少量のさ湯で練って、上あごや頬の内側の粘膜にこすりつけてから母乳やミルクを飲ませる (ジュースやイオン飲料に混ぜると苦くなる薬もあるので注意)。
  • 「ヨーグルトやアイス、納豆などに混ぜたらうまく飲めた」という例も。

教えて!Q&A

薬は病院でもらうほうがいいの?
市販薬は幅広い年齢に向けて作られているので、効き目が弱かったり、熱がないのに解熱剤を飲んでしまうなど必要のない成分まで服用してしまうことも。一方で、病院で出される薬は、子どもの年齢と体重、体質をもとに、症状の変化に対応して処方されるいわばオーダーメイドの薬。受診できないときに一時的に市販薬を試すのはかまいませんが、小さい子どもはできれば受診して薬を処方してもらいましょう
薬を飲ませるタイミングは?
熱が高くて授乳も食事もできないときは、おとなの食事時間に合わせて飲ませればよいでしょう。また食後や授乳後だと、おなかがいっぱいになって薬を飲んでくれないこともあるので、食後にこだわらず、食前やミルク前でも大丈夫です。
治ってきたらやめてもいいの?
原則として、処方された薬は飲みきりましょう。せき止め、下痢止めなどの対症療法薬は、症状が軽くなったらやめてよい場合もあります。病気によっては症状が軽くなっても飲み続けなければならないものもあります。受診の際に医師に確認しておきましょう。
余っている薬は使えるの?
前の病気のときと症状が似ていても同じ病気とは限りません。余っている薬は飲ませないようにしましょう。受診前に抗生物質を飲んでしまうと検査が不正確になって、病気の診断に差し支えることもあります。また、年齢や体格が違う兄弟やほかの子どもの薬は飲ませてはいけません。ただし、解熱剤の座薬やあらかじめ医師から指示されている薬、軟膏類などは、有効期限内なら使ってみてもかまわないでしょう。

記事の情報は2016年11月現在のものです。