料理に加えたり、ほかの食材とミックスしても。
牛乳は手に入りやすく、からだに吸収されやすいカルシウムを多く含んでいる食品です。アレルギーや乳糖不耐症(※)がなければ、好みに応じて、月齢に合った量を飲めるとよいですね。
めやす量は1~2歳児で1日コップ1~2杯(200~400ml)。コップ約2杯分で1~2歳の男の子のカルシウム摂取推奨量「450mg」がとれますが、味が苦手なら、無理にそのまま飲ませなくても大丈夫です。
グラタンやホワイトシチュー、コーンやかぼちゃなど甘みのある食材と組み合わせたポタージュスープなど「牛乳の味がやわらぐ」メニューはどうでしょうか。バナナ・いちごと合わせたスムージー、ココアを風味付け程度に加えるのもよいと思います。
幼児期の食の好みはだんだん変わっていくので、「うちの子は苦手」と決めつけず、まずはいろいろな方法を試してみてください。
※乳糖不耐症とは、牛乳に含まれている「乳糖」という成分を消化吸収するのに必要な消化酵素が不足していることにより、腹部の膨満感、腹痛や下痢などが起こる疾患です。