食事でとりにくいようならフォローアップミルクを。
お子さんがどれくらい離乳食を食べられているかによって、気を付ける点が変わってきます。
・離乳食を1日3回食べるようになっていても、肉や魚などのたんぱく質性食品、青菜などをあまり食べてくれず、鉄不足が心配されるような場合、体重増加が少ないなどの場合は、まずは医師に相談するのがおすすめです。
フォローアップミルクは、新生児からのミルクよりたんぱく質、カルシウム、鉄などを多く含んでいますが、銅、亜鉛は添加されていません。200mlで、この時期の赤ちゃんに必要な鉄の推奨量の約半分が摂れます。
・離乳食を1日3回食べるようになり、毎日元気に過ごしている赤ちゃんなら、1日400ml前後をめやすにフォローアップミルクを飲ませてかまいません。飲む以外に、ミルク煮などの料理に使うのもよいでしょう。ただし、離乳食をしっかり食べているようなら、無理に飲ませる必要はありません。
また、ミルクで育てていて、離乳食全体の量が少なく、ミルクからの栄養の割合が多い場合は、今まで通りの育児用ミルクを利用するのがよいでしょう。