始めるタイミングは、からだの準備ができてから。

トイレトレーニングの開始時期については、一般に2～3歳頃がめやすといわれていますが、成長には個人差があります。「早く始めれば、早くおむつがとれる」というものでもありませんので、年齢で判断せず、まわりと比べてあせらないことが大切です。トイレトレーニングを始めるタイミングは「子どものからだの準備ができてから」。脳が発達しておしっこの感覚を認識でき、ある程度おしっこをがまんできるぐらい膀胱が発達していることが重要です。
次の項目に3つチェックが入れば、「はじまりのサイン」と思っていいでしょう。

□おしっこの間隔が2時間以上あくようになった

□おしっこが出たことを伝えられるようになった

□自分ひとりで歩いてトイレへ行くことができる

早すぎるスタートは、かえってトレーニングを長引かせてしまいますので、適切なタイミングで始めましょう。

あせらず、ゆったりとした気持ちで進めましょう。

トレーニングを始めたものの、うまくすすめられないことも多いでしょう。「いつになったらできるんだろう」といった不安やイライラは子どもにも伝わってしまうものです。そんなときは、一度中断してしまうのも手です。その間に子どものからだも育つので、再開してみたら、すんなりできた、ということもあります。再開のタイミングは親都合でまったくOK。あせらず、ゆったりとした気持ちですすめていきましょう。

※記事の情報は2021年9月現在のものです。