嫌がるようなら、無理せずお休みして。
せっかく作った離乳食が無駄になってしまうのは残念ですね。でも赤ちゃんとのくらしは“ゆったり構えて気長に”ができるとラクなんです。最初から口を開けないときは、無理せず3日~1週間お休みしてみましょう。再開するときは、1さじからまた始めてください。お米のおかゆを食べないようなら、甘みのあるかぼちゃやりんごなどから始めてみてもかまいません。「おいしい○○だよ」と声をかけて、スプーンの上の食べ物をよくみせてから口に運びましょう。
5、6カ月頃
6カ月の男の子です。離乳食を始めたいのですが、スプーンを口に近づけただけでイヤイヤしてしまいます。もうこれで1週間になりますが、まだ一度も食べてくれません。始めるのが早かったのでしょうか?
お話: 管理栄養士 坂 弘子(さか ひろこ)
せっかく作った離乳食が無駄になってしまうのは残念ですね。でも赤ちゃんとのくらしは“ゆったり構えて気長に”ができるとラクなんです。最初から口を開けないときは、無理せず3日~1週間お休みしてみましょう。再開するときは、1さじからまた始めてください。お米のおかゆを食べないようなら、甘みのあるかぼちゃやりんごなどから始めてみてもかまいません。「おいしい○○だよ」と声をかけて、スプーンの上の食べ物をよくみせてから口に運びましょう。
初めは離乳食を食べないという赤ちゃんは、たくさんいますが、時期がくると食べ始めることがほとんどです。食べてくれないとお母さんもあせってしまうかもしれませんが、赤ちゃんの成長を待って、赤ちゃんのペースに合わせて進めていけば大丈夫です。まずは周りのおとながおいしそうに食べる様子を見せてあげましょう。また、清潔な手で、赤ちゃんの唇や頬を触ったり、指で優しく刺激したりして遊んであげましょう。
シリコンや木など、赤ちゃんによって好む材質があるようです。違うスプーンで試してみるとうまくいくかもしれません。
もしかしたら、水や麦茶をスプーンから飲むかもしれませんので、お風呂上りなどに試してみてもよいでしょう。
※記事の情報は2020年8月現在のものです。