まずは「ふれあい」から始めましょう。

この時期はまだ奥歯が生えていないこともあり、唾液の自浄作用で口の衛生状態を保てている状態です。まずは「口の中に触れること」に慣れるのが大切なので、いきなり歯ブラシを使ってみがこうとしなくて大丈夫。これまで歯みがきをまったくしてこなかったのであれば、ガーゼや歯みがきシートなどで1日1回、歯の表と裏側をやさしく拭いてあげることから始めましょう。
みがくときはリラックスできる抱っこの体勢で。お母さんと密着していることで赤ちゃんも安心しますよ。

慣れてきたら、赤ちゃん用の歯ブラシで練習を始めましょう。

赤ちゃんが嫌がらなければ、柄が短くのどまで届かない「赤ちゃん用歯ブラシ」を持たせてみましょう。もぐもぐ噛んでいるだけでも構いません。仕上げみがきをいやがるときは、虫歯になりやすい上の前歯を優先して行ってください。
2歳以降になったら、仕上げみがきと並行して、子ども用の歯ブラシでひとりみがきの練習もはじめてみましょう。

※記事の情報は2023年1月現在のものです。