子宮にいたときを思い出せる「抱っこ」が、一番安心できるのです。
心地よいお母さんのおなかのなかから外に出てきたばかりの赤ちゃん。ちょっとした音や風などにも、びくっとしていることでしょう。まだおなかの外の世界に慣れていなくて、いろいろなことがこわいのだと思います。
子宮という小さな空間の中でしっかり守られていた赤ちゃんは、重力だって感じたことがないし、そうっと吹く風さえも感じたことがないのです。お母さんから栄養をしっかりもらっていたから、おなかがすいたという感覚すらなかったのです。だから、子宮にいたときを思い出せる「抱っこ」をしてもらうと、とても安心できるのですよね。