甘みが強く、粘りがあるものに混ぜてみて。
子どもの場合、口を開いてくれない、あるいは吐いてしまうことがありますね。とくに小さな子どもは薬の味が苦手で、必要な薬だと言っても飲んでくれなくて困ることが多いと思います。薬の形状によって、次のような方法を試してみてください。
【シロップの場合】
赤ちゃんの場合は、空腹時にほ乳びんからはずした乳首にシロップを入れて吸わせてみましょう。1回分ずつ少し凍らせてシャーベット状にすると、味がわかりにくくなり飲めることがあります。ミルクなどに溶かす場合はなるべく少量のミルクに溶かしましょう。
【粉薬の場合】
粉薬のほかに、同時に処方されているシロップがあるときは、飲む直前に1回分のシロップに粉薬を混ぜてもいいでしょう。あるいは1滴のお湯で練って、うわあごやほっぺの内側につけたあと、母乳や少量のミルクを飲ませてみましょう。(ミルクが嫌いになってしまわないよう、少量をおすすめします)
練乳やメープルシロップなどの甘くて粘りのあるもの(1歳未満ははちみつは使えません)に混ぜると飲めることも。ジュースやイオン飲料は、薬を混ぜると苦くなることもあるので注意が必要です。