嘘で失敗を隠さなくていい、と伝えてあげて。
3、4歳はルールや約束は十分頭では分かっているけれど、まだ100%守れない時期。同時に大好きなお母さんやお父さんを怒らせたり、悲しませたくない。そこで期待される行動がとれなかったときに「ママやパパに嫌われたくない」という気持ちから、かわいい嘘をつきます。これは本当に誰かをだますためにつく嘘ではなく、子どもなりに自分の面子を保つためにやっているのです。ですからこんなとき、犯人探しをするよりも、大切なのは「失敗をしてもお母さんは変わらず私のことを好きなんだ」と感じさせること。ひと呼吸おいて「まあ、あなたがしたんじゃなければ、誰かなあ~」くらいとぼけて、さらっと流してみてください。