子どもに“ミッション”を与えましょう。
お店のなかで走り回るのはなぜでしょう。退屈したり、商品の多さに興奮して…という理由もあるかもしれません。そんな時、子どもに役割、つまり“ミッション”を与えてみてはいかがでしょう。
「晩ごはんはカレーにしようと思うの。これからスーパーに行くけれど、じゃがいもと人参を探すの手伝ってくれる?」とか「今日はかたいお豆腐がほしいんだけど、見つけてくれるかな?」というように、大量の商品の中で注意散漫になりがちなところにフォーカスする対象を与え、子どもがあっちこっちに行ってしまう前に、枠組みを決めてあげるのです。
この年齢は、「自分でやりたい」という気持ちもとても強いので、「晩ご飯の買い物、手伝ってほしいの」の言葉がとても響きます。
買い物の途中で、「おもちゃ」とか「お菓子」とか言い始めたら、「あれ?まだ人参見つかってないよね」とミッションを思い出させて、上手に軌道修正していきましょう。
そうやって家の仕事に関わらせることで、子どもの家族の一員としての自覚、そして何か自分も役に立てるという自信を少しずつ育んでいくこともできます。