主な栄養源が”母乳”から”離乳食”になっていきます。
「母乳に含まれる栄養」がだんだん減る、というよりも「母乳から赤ちゃんが得る栄養」が減っていく、ということです。9~10カ月を過ぎ、3回食がだんだん軌道に乗ってくると、必要な栄養の半分を母乳、半分を離乳食からとるようになってきます。しだいに幼児食に進んでいくと、栄養分はほとんど食事からとるようになり、母乳は栄養をとる手段ではなくなっていきます。
とはいえ、母乳やミルク以外のものを食べるということは、地道な練習を繰り返してようやく身につくものです。なかには少食だったり、なかなか離乳食が進まない子どももいますから、積極的に母乳をあげなくてよい、ということではありません。