野菜代わりと考えずに間食として飲むのがおすすめです。
さまざまな種類の野菜ジュースがありますが、商品によっては製造の過程で食物繊維やビタミン・ミネラル類が少なくなってしまっているものがあります。
また、野菜100%でも、飲みやすい味になるように野菜の種類をブレンドしてあり、トマトや人参など甘みのある野菜が主成分のものも多いです。
咀嚼の練習にもならないので、野菜に含まれる栄養素が摂れるものもありますが「野菜代わり」とは考えず、1歳を過ぎて間食(補食)が必要になったときに、適量(1歳なら1日100ml)飲むのがおすすめです。
少しずつ食べられる野菜を増やしていこう、くらいの気持ちで。
9カ月でしたら、まだ1日の栄養の半分程度は母乳やミルクからとっている時期でしょう。野菜を食べないことを心配しすぎず、少しずつ、食べられる野菜の種類を増やしていこう、くらいの気持ちでいて大丈夫です。
とろみを付けたりマッシュに混ぜたりしてみては。
野菜のなかでも葉物はとくに繊維が多く、充分にやわらかくなっていないと食べづらいものです。今よりもさらにやわらかく煮たり、粗つぶしにしたり、とろみを付けたり、おかゆやいものマッシュやつぶしバナナに混ぜたりしてみてはいかがでしょうか。
野菜自体には「うまみ」であるグルタミン酸などが少ないので、少し野菜の苦みを感じるのかもしれません。だし汁や少量の塩、しょうゆ、みそ、砂糖などで味を付けたり、肉や魚など「うまみ」のある食材といっしょに煮るのもいいでしょう。
※記事の情報は2020年2月現在のものです。