食材を組み合わせて食べているのなら、同じメニューでも大丈夫。
赤ちゃんのようすをみながら、バリエーションを増やしていければOKです。
9カ月で3回食にすすめていて、離乳は順調ですね。3回食になると、母乳やミルクからよりも、離乳食からの栄養の割合が多くなってくるので、離乳食をバランスよく食べることが大切になります。
バランスのよい離乳食とは、炭水化物・野菜・たんぱく質の3つのグループの食材を組み合わせた食事のこと。3つのグループがそろっていたら、同じメニューでも問題ありません。
食材の組み合わせかたは、まず炭水化物のグループは、「お米(おかゆや軟飯)、パン、麺類」から主食を1品選びます。シリアル、オートミールなども炭水化物グループです。
次に主菜として、たんぱく質のグループは「魚、肉、卵、大豆製品、乳製品」から1品選びます。2品以上食べるときは、全体量が多くなりすぎないように調整しましょう。最後に副菜として、野菜のグループから1品以上選びます。いも類、大豆以外の豆類、海藻類、果物もこのグループとして考えてかまいません。
バリエーションを増やすことは、赤ちゃんの食物への興味や食べる意欲を育てるのに役立ちます。余裕のあるときに少しずつやってみましょう。コツをいくつかお伝えします。