素材の味を消さないよう小さじ1をめやすに。

ケチャップやマヨネーズは、しょうゆやソースに比べて比較的塩分の少ない調味料です。小さじ1に含まれる塩分はケチャップ0.2g、マヨネーズ0.1g、しょうゆ0.9g、中濃ソース0.3g程度です。料理の味付けとして適量を上手に利用していくのは問題ありません。
ただ、マヨネーズは75％が油脂ですので、かけすぎれば油脂のとり過ぎにつながります。また、ケチャップもマヨネーズも甘味、酸味、塩味、うま味などのバランスがとれた、みんながおいしいと感じる味です。たくさんかけると強いうまみの味に慣れてしまい、素材の味がわからなくなってしまいます。味覚が育つ大切なこの時期、料理にかけて使う場合は、素材の味を消さないよう、1回に小さじ1/2～小さじ1をめやすにしましょう。

“かける”のではなく小皿にとって少量ずつ。

食卓に容器を置いておき、家族がたくさんかけていると、子どもはまねをしたがりますので、食卓に出しておかないようにするのがおすすめです。使うときは“かける”のではなく、あらかじめ小皿に入れておいて、少量ずつつけて食べる習慣にするといいでしょう。家族みんなで素材の味を楽しみながら食事ができるといいですね。

※記事の情報は2020年8月現在のものです。