快適おふろのステップ123

開始のサインは?

1入浴前の準備

おふろから上がった時に必要なものを用意しておきましょう。脱衣所にはタオルを、リビングにはおむつ、着替え、肌のお手入れグッズ、水分補給できるものなどがあると便利です。また、お湯の温度は、夏なら38~39度、冬は40度くらいが目安。おとなが少しぬるいと思う温度です。
おふろの時間帯は家庭それぞれ。ただし授乳直後は赤ちゃんもおなかいっぱいで吐きやすくなるので、ひかえましょう。

2入浴

入浴は全体で15分以内を目安にしましょう。 赤ちゃんの肌はデリケートなので、洗えていなかったり、すすぎが足りないと湿疹などのトラブルになることが。とくに、首、わきの下、手足などのくびれ部分はしっかりと洗ってあげて。お湯だけでなく、一日1回は石けんで洗い、泡をしっかりと流してあげましょう。

ねんねの頃のポイント

お母さんがひとりでおふろに入れるときは、脱衣所など様子がわかる場所に赤ちゃんを寝させておいて、先にお母さんが手短に入浴を。そのあと赤ちゃんを迎えに行くと落ち着いて入浴できるでしょう。
慣れるまではお風呂マットなどに寝かせた赤ちゃんを両手でやさしく泡で洗い、しっかり洗い流します。頭や顔を洗う時は、少し頭を持ち上げて洗いましょう。手につかめるものや、からだにガーゼなどがかかっていると落ち着く赤ちゃんが多いようです。

おすわりができるようになったら

体が安定するバスチェアなどに赤ちゃんを座らせ、お母さんが先に体を洗って、次に赤ちゃんを洗います。立てるようになったら、つかまり立ちさせて洗うと洗いやすくなります。

3おふろ上がりのケア

すぐに服を着せると赤ちゃんは暑くて不快に。バスタオルなどでからだを包んで水分を拭き取ってあげましょう。また、おふろ上がりは水分補給をしっかりと。保湿剤で全身の肌の手入れをすることも忘れないで。

おふろの困った!Q&A

進め方のコツ

熱があるときは?

熱があっても入って大丈夫というお医者さんが多くなりましたが、熱が38度以上の場合は無理せず入浴をひかえ、体を拭いてあげるだけでも大丈夫です。また、寒気がある場合も入浴をひかえましょう。

下痢やおう吐のときは?

脱水症状になりやすく体力を消耗しやすいので、おふろはひかえて。おふろに入れないときは、温かいお湯で濡らしたガーゼなどでおしりのまわりを拭いてあげると赤ちゃんもさっぱりします。

石けんが目に入ったら?

まぶたを少し開けて、静かに水を注ぐようにして洗い流してあげましょう。赤ちゃんは泣きますが、落ち着いて対処してあげましょう。

記事の情報は2023年1月現在のものです。