フリージングのコツ
食べる量はほんの少しなのに、下ゆでしたり、つぶしたり、何かと手間のかかる離乳食づくり。
毎回いちから作るのはたいへん! まとめて作って、小分けにして冷凍しておくと便利です。
目次
まずは確認、フリージングのルール
- 1食材は加熱調理し、作りたてを冷凍する
- 雑菌の繁殖を防ぐため、加熱調理し、作りたてを冷凍します。
※パンなど一部の食材を除く
- 2使う分ずつ小分けする
- 1食分で使う量を小分けにして冷凍するのが便利。
- 3早く凍らせる
- しっかりさましてから、なるべく薄く小さく分け、できるだけ早く凍らせます。
- 4再加熱する
- 自然解凍はNG。電子レンジや鍋などで充分に再加熱して。
※冷凍した離乳食は1週間をめやすに使いきりましょう。
フリージングできる食材
- おかゆ
- 初期の10倍がゆから7倍がゆ、5倍がゆ、軟飯と月齢に合わせて。
- 野菜
- ゆでたり、つぶしたり、きざんだり、食材と月齢に合わせて用意して。
冷凍野菜も、加熱調理してからであれば再冷凍できます。
- 肉、魚
- 加熱調理し、使いやすい形状にしたものを小分けにして冷凍するのが便利。冷凍の肉や魚も、加熱調理してからであれば再冷凍できます。
★冷凍に向かない食材
- じゃがいも…そのまま冷凍するともさもさした食感になるので、冷凍するならマッシュ状に。
- 豆腐、ゆで卵の白身…食感が変わるのでおすすめしません。
形状に合わせたフリージング
- すりつぶしたもの
-
加熱して、すりつぶしたり裏ごししたものを、冷凍保存袋に入れて薄く平らにし、箸などで1食分ずつ筋目を入れて冷凍する。使うときは、パキッと折って取り出せばOK。
向いている食材
かぼちゃ、人参、じゃがいもなど
便利な冷凍素材なら
薄皮まで取り、なめらかに裏ごしし、使いやすく小分けにして冷凍した便利な裏ごし野菜のシリーズ。
- ゆでたもの
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株のままゆで、水けをしぼって根元を切る。棒状に束ね、ラップにきっちり包んで冷凍する。使う際、凍ったまますりおろしてもOK。
向いている食材
ほうれん草、小松菜などの青菜
便利な冷凍素材なら
産直のほうれん草をなめらかなペーストにして小さなキューブ状に。使いきりサイズが便利。
- だしなどの液体
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だしなどの液体は、凍ると膨張するので、製氷器の8分目まで入れ、冷凍する。凍ったら取り出して冷凍保存袋に。
向いている食材
だし、スープ、おかゆなど
- 下ごしらえ済みの野菜、肉、魚
-
ゆでてきざんだ野菜など、下ごしらえ済みのものは、小分けパックや密閉容器などで使いやすい分量に分けて冷凍。
向いている食材
煮てきざんだ野菜、ゆでたり煮てほぐした魚・きざんだ肉など
便利な冷凍素材なら
離乳食によく使う食材を細かくきざんで冷凍しました。バラ凍結なので、使う分だけ少量ずつでも取り出せます。
数種類の食材をミックスして冷凍しておけば、栄養バランスも整いやすく、メニューに悩まずに使えて便利です。
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