食べさせてはいけないもの

ボツリヌス症の原因になる

  • はちみつ

乳児ボツリヌス症予防のため、満1歳までは避けてください。
ボツリヌス菌は通常の調理で完全に死滅させるのは困難です。1歳未満の赤ちゃんに強い甘みは必要ありませんが、酸味を和らげるためなど、あえて甘い味を加えたいときは、白砂糖に。

食中毒の恐れがある

  • 刺身

細菌によって食中毒になる恐れがあります。食べさせるなら新鮮なものを選んで、3歳頃からに。

食べさせるときは要注意

アレルギーの原因になる

  • そば
  • ピーナッツ
  • パイナップル・マンゴー

そば、ピーナッツにはアレルゲンとなる物質が含まれているので、与えるときは少量から慎重に。パイナップル、マンゴーなどにも口元にかゆみが出るような物質が含まれていますので、与えるのを避けるか、加熱してからにしましょう。

のどに詰まりやすい

  • もち
  • いか・たこ
  • かまぼこ・ちくわ・魚肉ソーセージ
  • ナッツ類
  • こんにゃく

のどに詰まる恐れがあるため、離乳期は食べさせないようにしましょう。

辛みや刺激が強い

  • ソース・カレー粉・こしょう
  • ウーロン茶・緑茶
  • 炭酸水
  • にんにく・しょうが

にんにく、しょうがは9~11カ月頃からOKですが、使う場合はごく少量を風味付けに。刺激のある調味料も、12~18カ月頃から同様に気を付けて使いましょう。
カフェインが含まれる飲み物は、欲しがるようなら薄めて。

糖分・塩分が多い

  • 果汁100%ジュース
  • 菓子パン
  • 生クリーム
  • 干物
  • ベーコン
  • かまぼこ・ちくわ・魚肉ソーセージ
  • 魚卵
  • マヨネーズ・ケチャップ

糖分や塩分が多いものは、赤ちゃんの消化吸収の負担になるほか、味覚への影響も心配されます。量を控えるほか、どうしても欲しがるようなら、干物やベーコンなら小さくしてお湯をかけ、塩分を抜くなどの工夫も。
マヨネーズ・ケチャップは、料理に使う場合は9~11カ月頃から少量に。そのままつけるなら1歳半から。

消化しにくい

  • 玄米・雑穀
  • ごぼう
  • きのこ類

栄養はありますが、消化しにくいため、1歳半以降に。きのこ類は与えるなら、すりつぶしたり細かくきざみましょう。