1歳半~2歳

3歳近くになりますが、まだ指しゃぶりをします

2歳11カ月の女の子です。まだ指しゃぶりのくせが抜けません。愛情不足なのかと不安です。

お話: 小児科医 竹内 邦子(たけうち くにこ)

指しゃぶりは、気持ちを落ち着かせる方法のひとつです。

愛情不足を心配する方もいますが、赤ちゃんは子宮のなかで指しゃぶりをしていたので、なにかをしゃぶりたいという欲求があるのがふつうです。指しゃぶりをするのは、自分で自分の気持ちを落ち着かせるためで、成長に欠かせないもの。多くの子どもは、決まったタオルやぬいぐるみを離さなかったり、ママのおっぱいをさわるなどしますが、指しゃぶりもそのひとつ。不安な気持ちがあるときだけでなく、なんとなく手持ち無沙汰のときもよく見られる行動です。ふだん元気で楽しそうなら愛情不足を心配することはありません。

続くようなら気を紛らわせてみましょう。

しかし、指しゃぶりを続けていると、歯やあごが開いてしまう開咬(かいこう)状態になりやすくなります。3歳をすぎても頻繁に続くなら、折り紙など手を使うあそびに誘ったり、寝つくときの指しゃぶりには、その指を握ってあげたりして気を紛らわせて。抱きしめやすい人形などを持たせるのもいいでしょう。

無理にやめさせようとして、叱ったりすると、余計に気になったり、ほかのくせに移行することもあります。気を紛らわせてあげながら、長い目で見守ってあげましょう。

※記事の情報は2018年12月現在のものです。