お母さんの判断に自信をもって。
何を食べさせるかの基準は家庭によって違うことがあり、とくに上の子がいる家では、下の子もほしがるからと早めに与えている場合もあります。初めてのものをめずらしがって食べるのは、赤ちゃんや子どもにはよくあることです。1回くらいなら目をつぶれるというのであれば、それでいいでしょう。でも、お母さんが「まだ食べさせない」と判断したのでしたら、お友だちにもそれを伝えられるといいですね。「うちではまだ食べさせていないから」と、考えを伝えてみましょう。あらかじめ食べられるものやNGにしているものを伝えておいたり、自分の子が食べられるものを持参していくといいでしょう。
初めてのものを食べても過剰に心配しなくてよいでしょう。
1歳を過ぎていれば、初めてのものをある程度の量、食べてしまっても、体に大きな問題が起こることは少なくなります。
ただし、食物アレルギーの原因になることが多い食材の場合は、注意しましょう。そば(そばぼうろなどそば粉が入っている菓子類も)、ピーナッツ(落花生)やナッツ類(アーモンド、カシューナッツ、くるみなど)や果物でまだ食べさせたことがないものが出たときは、注意してあげてください。
また、のどにつまりやすい食品(丸いままのぶとうやキャンディーチーズ、粒のままや砕いてあっても粒が大きい豆類、ピーナッツやナッツ類)にも注意が必要です。