雑穀や玄米は、1歳半ごろから様子を見て。
雑穀や玄米には白米よりも、ビタミン・ミネラル・食物繊維が多く含まれています。また、白米よりも固いものが多く、よく噛むことにつながり、大人にとっては健康によい食品の一つです。でも赤ちゃんは、咀嚼力も消化吸収能力もまだまだ発達途中。うまく噛みつぶせずに口から出してしまったり、丸飲みをしたり、消化できずに下痢になったり、からだの負担になることが心配されます。1歳半頃まで、食べさせるのは待つのがおすすめです。
雑穀や玄米を食べさせたい場合は、1歳半を過ぎてから、徐々に様子を見ながら食べさせてみましょう。はじめは玄米などよりも消化しやすい胚芽米から始めてみても。雑穀や玄米は充分に吸水させ、やわらかく炊いて、初めはすりこぎなどですりつぶしたものを、白米に少しずつ加えてあげましょう。白米よりも消化しづらいため、便がゆるくなったり、便秘を起こしたりしていないか注意して。
便に大きな変化がなく、アレルギー症状が出なければ、少しずつ量やかたさを調整して増やしていって大丈夫です。よくかむように声をかけてあげ、かむとおいしい味がすることを体験させましょう。