熱の高さと病気の重さは必ずしも一致しません。
発熱は子どもの病気で多い症状ですが、数値としてはっきり目に見えますし、経験のない高い熱だったりすると心配になりますね。でも、熱の高さと病気の重さは必ずしも一致しないのです。39℃以上だからこわい病気、37℃台だったら大丈夫、というような線引きはできません。
熱の高さよりも、いつも通り食べて飲んであそべて、眠れているか、おしっこやうんちに変わりはないか、といった情報のほうが大事です。お母さんが観察していて、「元気で食欲もあるな」など、いつもと違う様子が発熱以外になければ、無理に受診をしなくてもよいと思います。
日本小児科学会が運営している「こどもの救急」というサイトは、症状別の見極めチェックができ、とても役に立つと思います。参考にしてみてください。