飲み込むには、さまざまな動きが必要です。
なめらかなペースト状のものは唇でとりこみ、舌で食べ物をのどの方に送ってごくんと飲み込むだけで食べられますが、形があるものを食べるには以下のような口の動きが必要です。
・舌と上あごの間で押しつぶしたり、歯茎の方に食べ物を送って上下の歯茎でつぶす。
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・唾液と混じり合わせ、とろとろの状態にする。
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・飲み込む。
赤ちゃんは「まだ自分にはむずかしい」と判断して嫌がっているのかもしれません。焦らず、少しずつ進めていきましょう。
押しつぶしながら食べるためには、あごや舌の力が必要になります。一人で座れるようになったら足底が床や椅子の補助板につく安定した姿勢をとれるように工夫してみてください。