「空腹」を感じてもらうのが大切です。
小食、ムラ食い、ばっかり食べ、あそび食べ……。1歳半頃になると、いろいろな悩みが出てきます。ですが、食事の目的はしつけではなく、からだと心に栄養を与えること。たくさん食べるように、自分から食べるようにと言われ続けると、やる気がそがれることもあるでしょう。
小食な子だと、栄養が足りないと不安を感じて、先回りしてどう食べさせようかと考えてしまいがちです。おとなもそうですが、おなかがすく前に食べさせていると、人間は空腹感を感じません。まずは運動をして、たくさん遊ぶこと。「おなかがすく」ということを実感するのが一番です。
また、指しゃぶりやおもちゃであそぶことは、食べ物を口に運ぶこととも連動します。あそぶことが「食べる」につながることも多くありますよ。