1歳半~2歳

トイレトレーニングは夏が向いているの?

2歳半です。周囲のママが「トイレトレーニングは夏に済ませないと」と言っていて、少し焦っています。子どもがやる気になったら、と思っていたのですが、夏に行ったほうがいいのでしょうか?

お話: 助産師・保健師 田中 淑恵(たなか としえ)

「夏でなくてはいけない」ということはありません。

トイレトレーニングは夏に済ませる、という話はよく耳にするので、焦ってしまいますね。ただ、夏がおすすめというのは、洋服を脱いだり履いたり、といったトレーニングに必要な衣服の着脱が、夏の方が軽装で楽、ということだと思います。周りを見て、焦る必要はありませんよ。

トイレトレーニングを始めるのは、子どものからだや心の準備ができてからです。次のような準備ができていないと、トレーニングは難航してしまいます。

(1)月齢が18カ月以上になっている
(2)おしっこの間隔が2時間以上空く
(3)うんちとおしっこの違いが分かっている
(4)簡単な言葉の指示がわかる
(5)自分でパンツを脱ごうとする
(6)おもちゃであそんだり、絵本を読んだりするときに5~10分は座っていられる

こうした準備が整ったら開始しましょう。始めるのは夏でも冬でも構いません。

子どもの気持ちを、少しだけ後押ししてあげても。

「子どもがやる気になったら」ということですが、ただ漫然と「トイレに行きたがるのを待つ」のではなく、前段階として少しずつ次のようなことを意識して行ってみましょう。

・おとなのトイレの様子を見せる
・おむつのうんちを見せる
・おむつを付けたままおまるに座らせてみる
・手を洗うときに「濡れている」こと、タオルで手を拭いたら「乾く」ことをを教える
・乾いたタオルは気持ちいいことを実感させる

また、トイレトレーニングは一朝一夕ではいかないことも多いです。失敗しても大らかに接してあげるために、親の方も「思い描いたようには進まないから、気長に取り組もう」と"覚悟"しておくことも必要です。

おむつが外れるタイミングは、心とからだの成長の個人差が大きいものです。また、トレーニングの開始年齢が遅い場合、完了までの日数は短くなる傾向にあります。いつ頃始めるか、子どもの様子と相談しながら、決めてみてくださいね。

※記事の情報は2019年8月現在のものです。