7、8カ月頃

どうしてもメニューがマンネリ化してしまいます。

7カ月の男の子です。どうしても同じメニューになりがちで、マンネリ化してしまいます。上手にバリエーションをつけるにはどうしたらよいですか?

お話: 管理栄養士 坂 弘子(さか ひろこ)

赤ちゃんがよく食べているのなら、同じメニューでもかまいません。

バリエーション豊かな献立を心がけることはよいことですが、赤ちゃんがよく食べているのなら同じメニューでもかまいません。
離乳期は食べものを口の中でつぶして飲み込むことに慣れていく時期です。バリエーションが気になるなら、同じメニューでも赤ちゃんの食べる様子から、以下のような工夫をしてあげるとよいですよ。

・水分量やつぶし具合を変えて、食材をゆるめてみる。
・おかゆとたんぱく源と野菜を混ぜたおじやにしてみる。
・主食と主菜など、お皿を分けてみる。

他にも、白身魚と野菜を使うとしたら、今日は白身魚と人参とキャベツを煮る、次の日は白身魚とトマトと玉ねぎを煮る、というように野菜の種類を変えるだけでも大丈夫です。

食材は1週間単位で考えて、いろいろ使って。

7カ月頃からは、いろいろな食材に慣れ、食材の幅も少しずつ広げていけるとよい時期です。食べる量はまだ少ないので、毎食、毎日ちがう食材を使えなくても、1週間単位で考えれば大丈夫。
たとえばたんぱく源なら、白身魚や赤身魚、豆腐や納豆、鶏ササミや鶏ひき肉、卵黄や全卵、プレーンヨーグルトなどから、1週間でいくつか使えるようにしてみてください。
野菜も同様です。いろいろな種類の食材を、少しずつ試すように心がけましょう。

※記事の情報は2021年10月現在のものです。