初心者さんに。離乳食「おかゆの作り方」
おかゆをベースに進む離乳食。月齢別におかゆの作り方をまとめました。初期はもちろん、中期以降も、はじめての離乳食作りに悩んだら、このページで作り方をチェックしてくださいね。
目次
おかゆの“きほん” 3つのポイント
1おかゆは離乳食の基本メニュー
おかゆは離乳食の基本メニューです。いろいろな作り方がありますが、どんな方法でも赤ちゃんが食べるようならOK。無理なく自分に合う方法を見つけてください。
210倍がゆからスタート
離乳食スタート時は、水分の多い10倍がゆをすりつぶしたものから始め、離乳食が進むにしたがって水分を減らしていきます。
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おかゆの進め方
- 5、6ヶ月は『10倍がゆ』
- 7、8ヶ月は『7倍がゆ』
- 9〜11ヶ月は『5倍がゆ』
- 12ヶ月からは『軟飯』
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3多めに作って冷凍保存がおすすめ
製氷皿などで凍らせ、冷凍用の袋などに入れて保存。電子レンジや鍋で解凍して加熱し、赤ちゃんにあげます。1食分ずつ小分けにして冷凍しておくと便利です。1週間くらいで食べきりましょう。おいしく、失敗も少ないのでおすすめです。
※おかゆは吹きこぼれやすいので、初めてのときは、少量から始めてみましょう。
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おかゆのいろいろな作り方
1生米から作る「きほんのおかゆ」
鍋や炊飯器で炊く基本の作り方です。生米から作るおかゆは味がよいのが特徴です。
2炊いたごはんから作る「手軽なおかゆ」~お鍋を使って~
炊いたごはんを鍋で煮て作ります。生米から炊く方法より、短時間で作ることができます。
3炊いたごはんから作る「時短おかゆ」~電子レンジを使って~
炊いたごはんを電子レンジで加熱して作るので、少量を短時間で必要な分量ごとに作ることができます。
初期(5、6カ月頃)のおかゆの作り方
はじめてのおかゆは赤ちゃんが「ごっくん」しやすいよう、ポタージュのような状態にしてあげて。食べる様子に合わせ、お米の粒をつぶしてあげても。
生米から作る10倍がゆ
炊いたごはんから作る10倍がゆ
中期(7、8カ月頃)のおかゆの作り方
「ごっくん」に慣れてきた頃のおかゆは、ぽってりとした絹ごし豆腐くらいの固さに。水の量を減らしながら、「もぐもぐ」できているか見てあげて。
生米から作る7倍がゆ
炊いたごはんから作る7倍がゆ
後期(9~11カ月頃)のおかゆの作り方
1日3回食になるこの頃は、上下の歯ぐきで「かみかみ」をする練習時期。少し粒の残ったおかゆにしながら、丸のみしていないかよく確認して。
生米から作る5倍がゆ
炊いたごはんから作る5倍がゆ
完了期(12~18カ月頃)の軟飯の作り方
いよいよ「自分で食べる」を覚えていく時期に。歯が少なくても食べやすい軟飯(やわらかめのごはん)にしてあげましょう。