1歳半~2歳

牛乳が苦手。カルシウム不足が心配です

1歳4カ月の男の子です。牛乳の味が苦手なようで、あまり飲もうとしません。カルシウム不足になるのでは、と心配です。飲ませるよい方法はありますか?

お話: 管理栄養士 坂 弘子(さか ひろこ)

料理に加えたり、ほかの食材とミックスしても。

牛乳は手に入りやすく、からだに吸収されやすいカルシウムを多く含んでいる食品です。アレルギーや乳糖不耐症がなければ、好みに応じて、月齢に合った量を飲めるとよいですね。
めやす量は1~2歳児で1日コップ1~2杯(200~400ml)。コップ約2杯分で1~2歳の男の子のカルシウム摂取推奨量「450mg」がとれますが、味が苦手なら、無理にそのまま飲ませなくても大丈夫です。

グラタンやホワイトシチュー、コーンやかぼちゃなど甘みのある食材と組み合わせたポタージュスープなど「牛乳の味がやわらぐ」メニューはどうでしょうか。バナナ・いちごと合わせたスムージー、ココアを加えるのもよいと思います。
幼児期の食の好みはだんだん変わっていくので、「うちの子は苦手」と決めつけず、まずはいろいろな方法を試してみてください。

ほかの乳製品や食材でも、カルシウムはとれます。

また、ヨーグルトやチーズなどほかの乳製品は食べられるのであれば、そちらを中心にしても。ただし、それだけで1日に必要なカルシウムをとろうとすると、糖分や塩分をとりすぎてしまうので、注意が必要です。乳製品以外にもカルシウムを含む食材は多くあるので、組み合わせるとよいでしょう。

【カルシウムを多く含む食品】
※約100mgのカルシウム(1~2歳男児・1日の摂取推奨量の約4分の1)を含む食品の量

(魚類)
ちりめんじゃこ:大さじ2
しらす干し:48g 
素干し桜エビ:大さじ1
さば水煮缶:40g(約1/5缶)

(大豆製品)
木綿豆腐:120g(約1/3丁)
納豆:110g
ゆで大豆:100g

(海藻、野菜)
ひじき水煮:100g(約小鉢2杯分)
ゆでた小松菜:65g(約1/2束)


乳製品にアレルギーがあったり、乳糖不耐症で牛乳が飲めない場合は、上の食材に加えてアレルギー用のミルクや、カルシウムが添加された豆乳もおすすめします。
健康に生活し、成長するためには「カルシウムはこの食材からとる!」と決めるのではなく、いろいろな食品を組み合わせて量を考えて食べることが大切です。

※記事の情報は2018年11月現在のものです。