発育曲線に沿っていれば問題ありません。
「食べるときと食べないときの差が大きい」は、自分という意識がはっきり芽生えてくる1歳後半から2歳頃によく起こることです。1食や1日の食事量が少なくても、1週間から10日くらいの期間で考えて、必要なエネルギーや栄養素がとれていれば大丈夫です。母子健康手帳にある「発育曲線」に今までの身長、体重をつけてみて、その子なりのペースで曲線に沿って身長、体重が伸びていれば問題はありません。
身長、体重の伸び方に心配がある場合は、医師に相談しましょう。
生活を見直すこともヒントに。
食べるときと食べないときの差が大きいのは、順調に成長しているからでしょう。まだひとりではじょうずにできず、言葉でうまく伝えられないのですが、「食事よりも遊ぶことが楽しいので遊びたい」「慣れていない食べ物は食べたくない」「自分で口に運びたい」などと自分の気持ちを持つようになります。夢中で遊び、お昼寝や夜寝る時間がずれるなど生活リズムが乱れやすくなります。
まずは空腹で食事の時間を迎えられるようにしましょう。食事の前、2時間程度は水やお茶だけにして、食べ物やエネルギー(カロリー)のある飲み物はあげないようにします。食事のときにいつも眠くなるようなら、間食で栄養面を補って、ごはんは食べられるだけにしてもよいと思います。食事の時間を早めにずらすのもいいでしょう。
食事の回数を増やしたり、無理に食べさせたりせず、食べられたらほめてあげましょう。
気が散りやすいので、テレビなどは消し、おもちゃなどは見えないように片付け、食事に集中できる環境を作ってあげましょう。
お母さんのなかで食事のルールを決める。
「いや」「自分で」と、自己主張ができるようになる年齢です。ごはんは食べないけれど、お菓子や果物など好きなものだけを食べたがったり、食事のときは少ししか食べず、時間がたってからおなかがすいて、食べたがるということもあるでしょう。
「ごはんやおかずは食べたくないけれど、果物は好きだから食べたいのね」と認めてあげたうえで、「食事のときは、ごはんやおかずを食べる」「果物は食事のあとに食べる」「お菓子は間食の時間に」「泣いても、食べなくても食事の時間が終わったら片付ける」「途中おなかがすいても、間食の時間や次の食事の時間までは、水・お茶以外は出さない」などお母さんのなかでルールを決め、子どものようすを見ながら食事のリズムを作っていきましょう。
※記事の情報は2026年3月現在のものです。