子どもなりの表現のひとつです。
子どもが相手を噛んでしまう原因について、愛情不足とか、ストレスといわれることもありますが、愛情たっぷりに育てても噛む子は噛みます。なので、愛情不足を過剰に心配しなくても大丈夫です。
この年頃では、こんなときに噛むことがあります。
- 気持ちを上手に言葉にできない時
- 他の子とどう関わればよいかわからない時
- イライラする時や不安な時
- かまってほしい、甘えたい時
噛みついてしまったら、子どもが落ち着いたあとに優しく理由を聞き、気持ちを代弁してあげます。「嫌だったんだね」「おもちゃで遊びたかったんだね」など、自分の気持ちがわかってもらえると、噛みつきが減る場合もあります。「噛むんじゃなくて『貸して』って言おうね」と、繰り返し教えます。
噛みつきは成長に伴って治ります。根気よく、噛むのはダメなことだと言い聞かせてあげてください。